ドウガネブイブイ 英名:Cupre0us chafer 学名:Anomala cuprea Hope |
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分類 |
コガネムシ科 |
体長 |
成虫:17〜25mmで、大型である。 幼虫:〜22mm、大きい。 |
体色 |
通常銅色〜緑銅色。ルーペで見ると背面に小さな点刻がある。 |
活動 |
樹木、果樹などの重要害虫。周辺にブドウ畑がある所では、日没から夜に飛翔し、グリーンなどに産卵し、幼虫による被害が現れる。 |
卵 |
卵期間は9〜18日。 |
幼虫 |
7月上旬頃から現れ、軟らかい根を食べて成長する。幼虫期間は25゜Cで約32日。早朝に砂塚が形成されており、そこを掘ると幼虫が見つかりやすく、結構深くまで潜る。3齢幼虫で越冬する。 |
発生 |
6月〜10月に成虫が発生し、被害は食欲の旺盛な3齢幼虫が活動する8月〜10月に現れる。 |
*引用文献「目で見るゴルフ場の芝草・樹木害虫」 廿日出正美著 ソフトサイエンス社
「最新芝生・芝草調査法」日本芝草学会編 ソフトサイエンス社
「ゴルフ場の芝草等管理マニュアル」兵庫県農林水産部
ドウガネブイブイによる被害 |
ドウガネブイブイ幼虫による砂塚 |
ドウガネブイブイ幼虫。3時間ほど前に油さしで殺虫剤を注入したが、より深くに潜り込んでいる |
ドウガネブイブイの線虫剤処理効果01年6月(処理00年9月)濃緑色部は幼虫が死んで栄養分となっている。 |
濃緑所部を掘り取った所の幼虫死骸部 |
幼虫の死骸 |
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